About

2004年の設立から、日米両国の中小企業のクロスカルチュラル（相互文化間）ビジネスに携わってきましたが、テクノロジーの進化で世界はどんどん近くなり、今は誰でも海外に商品を販売できる時代になりました。

日本の市場が縮小していく中で海外市場を視野に入れる事業者さんは年々増え続け、中小企業でも海外進出のチャンスはどんどん広がってきています。それは本当に嬉しく、喜ばしいことですね。

しかしながら世界が近くなった一方で、競争もどんどん激しくなってきています。特に、私たちのフィールドである雑貨業界は単価が安い商品が多いこともあって、海外の安い製品におされてせっかくの匠の技術や製品が消滅してしまったり、事業を継承できないとあきらめてしまう企業様も多くいらっしゃいます。それは本当にもったいないこと。

アメリカに住んでもう30年になりますが、いつも感じるのは日本の雑貨製品にはやさしさや思いやりが溢れていると思います。自分で使ってほっこりするような商品を、贈り物として大切なだれかにそのやさしさをお届けしたいと思うのはどこの国の人も同じ。日本のまごころがこもった製品を、アメリカに住む人たち、そして世界中の人に是非知ってもらって使ってもらいたい、というそんな気持ちでいます。

私たちが海外進出のお手伝いをするアメリカは世界第3位の人口、日本の人口の約2.6倍。経済力もありとても魅力的な市場です。アメリカ市場で売れれば、他の海外市場でも売りやすくなるのは間違いありません。

でも、アメリカ進出を試みた日本の事業者さんとお話しすると、「1回発注がきただけで…」とか、「結局諦めたとか」、「そんなに簡単ではなかった」とよく口にされます。

海外向けの販売サイトを作ってみたものの、海外からアクセスはあってもほとんど販売に繋がっていない、アメリカの展示会に出展して販売を試みたものの継続して商品を販売し続けることが非常に難しい、現地でのサポートがないと厳しいが費用が掛かりすぎる、リソースが足りない、予算が足りない…など事業者さんによって悩みは様々。

アメリカは広大な土地に様々な人種が住む多民族国家。様々な文化が交じりあい、宗教も生活様式も多種多様、州によっても法律が異なる合衆国。言葉の違い以上に文化や商習慣の違いがあるという、その市場を理解せずに進出して、結局うまくいかなかったと諦めてしまう事業者さんも多いのです。

私たちは、現地で住む利点を生かして、そういった事業者さんのアメリカ進出のハードルを下げ、アメリカのユーザーに末永く愛されるブランド、商品に育てていく活動をしています。

私は小さいころから人がやらないことをやりたがり、無理とか難しいとか言われると逆にチャレンジしたくなる、かつ諦めが悪いのが性分。だから時代の流れと共にビジネスの手法は変化してきていますが、2004年から今日まで、クライアント様の雑貨製品の可能性を日米の市場で引き出す、クロスカルチュラルビジネスの事業を継続してきています。

アメリカ市場への参入は、実際、日本と似た文化のアジア圏に比べてハードルは高いと感じるかもしれません。ハードルが高いアメリカ市場だからこそ、日本の雑貨製品をアメリカに住む人たちに喜ばれるために最大限の可能性を引き出して輝かせたい。私たちにとっても日本の商品が認知され、アメリカのお客様に購入していただき、継続して販売し続ける、その喜びは計り知れません。その喜びをより多くの日本の雑貨業界に関わる人たちと分かち合いたいと思っています。

私たちの活動が、日本の中小雑貨業界の活性化に少しでもお役に立てれば、、、との思いを胸に、これからも製品の新たな可能性を海外市場で引き出すチャレンジをし続けていきたいと思います。
私たちと⼀緒に、アメリカ市場展開の夢を実現しませんか?

Market To Japan, LLC
代表取締役社長　ミラー　赤堀　祥子